羽黒山・出羽三山神社の三神合祭殿
山形県の緑深い中を進むとどっしりと佇む祭殿。これが 羽黒山・出羽三山神社の三神合祭殿です。 澄んだ空気、凛とした木々、風格のある建造物。ここにいると時間がとまったように感じます。 ついつい建造物自体を全体で見てしまう事が多いのですが、今回はもう少し細かい部分に目をやってみました。そこには、祭殿を守っている神の使いの生き物たちがそこここに居て、私たちを見ています。 また、その細工のすばらしさにはいつも感動します。
伝説の霊鳥
伝説にある三本足の霊鳥。片羽八尺。 ということは2メートル以上ですね。蜂子皇子を羽黒山へ導いたと言われています。
私たちを見下ろす動物たち
上を見上げると至る所に複雑な動物たちが私たちを見ています。自然に厳かな気持ちになってきます。彼らは私たちの何をみているのでしょうか。自分の行いを振り返ります。 朱色に白の彫刻が映えますね。本当に空を飛んでいる様に見えます。躍動感にあふれています。
皆さんも神社にいったら、是非細かいところまで見てみてください。きっと新しい発見が潜んでいるはずです。
文/写真:中島ルカ